続く赤

2007年11月25日 ひとりごと
「相変わらず」とだけ、あの人はいう。
「相変わらず、ひどい爪だなぁ」と。
すごい、だったっけ。
とにかくそんな意味のことを。

止めろとはいわない。
淡々と、感想をいうだけだ。
ほんの少し、本当にほんの少しだけ
眉間にしわが寄っているように思うけれど。
(それは思い違いかもしれないけれど)

止めようと思ったことは何度もある。
でも気付くと噛んでる。
ささくれが固くなって、赤く染まってる。
今は結構ひどい状態だ。
どうしてだろうな。
今は割りと大丈夫なのに。

私は根っからの心配されたがりだから、
気付かないうちに噛んでいるんだと思う。
あの人にだけもっともらしいわけを告げたのも、
心配してほしかったから。

別にイライラしているときに噛むわけじゃない。
考え事をしていたり、本を読んでいたり、
そういうときに無意識に噛んでしまう。

始まりはきっと、寂しかったからだろう。
じゃあ今は?

まだ寂しいのかな。
あなたが隣にいてくれたって、
私はきっと爪を噛むんだろう。

私は
心配されたがりで、
寂しがりで、
やきもち焼きで、
いじっぱりで、
わがまま。

ああ、吐き気がする。

ばかだ。

だいきらいだ。

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