徹夜で部屋を片付けて、メール送ったところで眠っちゃった。
眠気には勝てなかった…。
「着いたよ」っていうメールで目が覚めて、それから迎えに行って。
髪が伸びててちょっと印象が変わってた。似合ってた。
ちょっとだけ、かっこいい、と思ったのは内緒にしておく。
天気がよくて、静かで、のどかで、雰囲気がよかった。
そんな街を、ふたりで歩けたことがうれしい。
うちに着いても、することがなくて、会話もなくて、静か。
私は普段沈黙が続いても気にしないけど、「沈黙が気まずい」
って初めて実感した気がする。
映画何見るかって話したりしたけど、結局決まらなくて、
ふたりでお昼ごはん買いに外に出た。
作らなくてごめんなさい。ごはんは一応炊いておいたけど、
まずいもの食べるの嫌かなって思ったから。
マック買って、レンタルショップに行って、
いろいろ見た結果トリック劇場版2を借りてきた。
帰って、ごはん食べながらDVD鑑賞。
トリックって初めてちゃんと見たけど、
あんなに小ネタ満載だと思わなかった。
ブラジルすごい好き。7も。怪しい部屋も。
ふたりで「意味わかんない」を連発。すごい楽しかった。
また今度見たいなぁ。大勢で見ても楽しそう。
見終わってからはお昼寝。でも寝ない。
むりやりベッドに寝かせて、私はベッドに寄りかかってた。
そしたら「上に寝なさい」って頭を小突かれた。
無視してたら、ベッドの半分を空けられた。
結局ベッドに上がって、ふたりで並んで座ってた。離れて。
そばに行く勇気が出なかった。
掛けてたタオルケットを半分掛けてくれようとするけど、
私がつっぱり続けてたら、あきれたようにそばに来てくれた。
これでいいんでしょって、まったくもうって言いそうな感じで。
ごめんなさいって思って、でもそばがあったかくて安心した。
タオルケットをふたりで掛けて、
そのうちやっぱり手をあっためてもらってた。
肩に頭を乗せては起きて、また乗せたら向こうが頭に頭を乗せてくれた。
安心する、すごく。
そのうち、ふっ、と抱き寄せてくれた。
ぎゅってしたくて抱きついてしまう。
すごくすごく安心する。隙間がなくなる。
でも変な体勢でくっついてたから、ちょっと大変だった。
「つらい?」って訊かれたから「ちょっと」って答えた。
ずるずると足の位置とか変えてみたりしてたら、
「横にならない?」って訊かれて、「いいよ」って。
私のほうが半分くらい下だったから、重くてあったかかった。
すごく強く、満たされてるって思った。
頬にキスしたり、されたり。
くびすじにキスされたら、うれしくてぞくぞくした。
向こうが寝ちゃったら、事故っぽくキスしてしまった。
気付いたら驚いてた。
嫌じゃないけどよくもないって、どういうことなんだろう。
「キスしたい?」って訊かれたから、「あなたは?」って訊き返す。
「俺が訊いてるんだけど」って返されたから、
「あなたがしたいなら、したい」って正直に答えた。
少し間が空いて、キスしてくれた。思い出すときゅうってなる。
そのときはあんなに冷静だったのにな。
「うわぁ」って口から出て、ぎゅって抱きついた。
うれしいんだよって伝えたかった。
足が寒いっていうから、足を絡めた。スカートだったけど。
私がスカートだったっていうことに気付いてなかったみたいで、
帰ろうとしたときに気付かれて謝られた。
「今さらだよ」って思って可笑しくなった。
時間が危なくて、駅まで走った。
私は走りづらくて、途中で片方靴を脱いで走った。
「靴履きなさい!」って怒られながら走った。
ぎりぎり間に合うか間に合わないかの電車には乗れたはず。
最終的に門限に間に合ったのかどうかは不明。
あっためあう、ってしあわせだ。すごくすごくしあわせだ。
でもそれはそばにいなくちゃできない。
離れたら、終わっちゃうのかな。
もうすぐ30分では会えなくなってしまう。
でも今日はすごくしあわせだったから、それでいい。
それをすごく大切にするんだ。
宝物にするんだ。
眠気には勝てなかった…。
「着いたよ」っていうメールで目が覚めて、それから迎えに行って。
髪が伸びててちょっと印象が変わってた。似合ってた。
ちょっとだけ、かっこいい、と思ったのは内緒にしておく。
天気がよくて、静かで、のどかで、雰囲気がよかった。
そんな街を、ふたりで歩けたことがうれしい。
うちに着いても、することがなくて、会話もなくて、静か。
私は普段沈黙が続いても気にしないけど、「沈黙が気まずい」
って初めて実感した気がする。
映画何見るかって話したりしたけど、結局決まらなくて、
ふたりでお昼ごはん買いに外に出た。
作らなくてごめんなさい。ごはんは一応炊いておいたけど、
まずいもの食べるの嫌かなって思ったから。
マック買って、レンタルショップに行って、
いろいろ見た結果トリック劇場版2を借りてきた。
帰って、ごはん食べながらDVD鑑賞。
トリックって初めてちゃんと見たけど、
あんなに小ネタ満載だと思わなかった。
ブラジルすごい好き。7も。怪しい部屋も。
ふたりで「意味わかんない」を連発。すごい楽しかった。
また今度見たいなぁ。大勢で見ても楽しそう。
見終わってからはお昼寝。でも寝ない。
むりやりベッドに寝かせて、私はベッドに寄りかかってた。
そしたら「上に寝なさい」って頭を小突かれた。
無視してたら、ベッドの半分を空けられた。
結局ベッドに上がって、ふたりで並んで座ってた。離れて。
そばに行く勇気が出なかった。
掛けてたタオルケットを半分掛けてくれようとするけど、
私がつっぱり続けてたら、あきれたようにそばに来てくれた。
これでいいんでしょって、まったくもうって言いそうな感じで。
ごめんなさいって思って、でもそばがあったかくて安心した。
タオルケットをふたりで掛けて、
そのうちやっぱり手をあっためてもらってた。
肩に頭を乗せては起きて、また乗せたら向こうが頭に頭を乗せてくれた。
安心する、すごく。
そのうち、ふっ、と抱き寄せてくれた。
ぎゅってしたくて抱きついてしまう。
すごくすごく安心する。隙間がなくなる。
でも変な体勢でくっついてたから、ちょっと大変だった。
「つらい?」って訊かれたから「ちょっと」って答えた。
ずるずると足の位置とか変えてみたりしてたら、
「横にならない?」って訊かれて、「いいよ」って。
私のほうが半分くらい下だったから、重くてあったかかった。
すごく強く、満たされてるって思った。
頬にキスしたり、されたり。
くびすじにキスされたら、うれしくてぞくぞくした。
向こうが寝ちゃったら、事故っぽくキスしてしまった。
気付いたら驚いてた。
嫌じゃないけどよくもないって、どういうことなんだろう。
「キスしたい?」って訊かれたから、「あなたは?」って訊き返す。
「俺が訊いてるんだけど」って返されたから、
「あなたがしたいなら、したい」って正直に答えた。
少し間が空いて、キスしてくれた。思い出すときゅうってなる。
そのときはあんなに冷静だったのにな。
「うわぁ」って口から出て、ぎゅって抱きついた。
うれしいんだよって伝えたかった。
足が寒いっていうから、足を絡めた。スカートだったけど。
私がスカートだったっていうことに気付いてなかったみたいで、
帰ろうとしたときに気付かれて謝られた。
「今さらだよ」って思って可笑しくなった。
時間が危なくて、駅まで走った。
私は走りづらくて、途中で片方靴を脱いで走った。
「靴履きなさい!」って怒られながら走った。
ぎりぎり間に合うか間に合わないかの電車には乗れたはず。
最終的に門限に間に合ったのかどうかは不明。
あっためあう、ってしあわせだ。すごくすごくしあわせだ。
でもそれはそばにいなくちゃできない。
離れたら、終わっちゃうのかな。
もうすぐ30分では会えなくなってしまう。
でも今日はすごくしあわせだったから、それでいい。
それをすごく大切にするんだ。
宝物にするんだ。
コメント