満ちる

2007年2月3日 ひとりごと
徹夜で部屋を片付けて、メール送ったところで眠っちゃった。
眠気には勝てなかった…。
「着いたよ」っていうメールで目が覚めて、それから迎えに行って。
髪が伸びててちょっと印象が変わってた。似合ってた。
ちょっとだけ、かっこいい、と思ったのは内緒にしておく。
天気がよくて、静かで、のどかで、雰囲気がよかった。
そんな街を、ふたりで歩けたことがうれしい。
うちに着いても、することがなくて、会話もなくて、静か。
私は普段沈黙が続いても気にしないけど、「沈黙が気まずい」
って初めて実感した気がする。
映画何見るかって話したりしたけど、結局決まらなくて、
ふたりでお昼ごはん買いに外に出た。
作らなくてごめんなさい。ごはんは一応炊いておいたけど、
まずいもの食べるの嫌かなって思ったから。
マック買って、レンタルショップに行って、
いろいろ見た結果トリック劇場版2を借りてきた。
帰って、ごはん食べながらDVD鑑賞。
トリックって初めてちゃんと見たけど、
あんなに小ネタ満載だと思わなかった。
ブラジルすごい好き。7も。怪しい部屋も。
ふたりで「意味わかんない」を連発。すごい楽しかった。
また今度見たいなぁ。大勢で見ても楽しそう。
見終わってからはお昼寝。でも寝ない。
むりやりベッドに寝かせて、私はベッドに寄りかかってた。
そしたら「上に寝なさい」って頭を小突かれた。
無視してたら、ベッドの半分を空けられた。
結局ベッドに上がって、ふたりで並んで座ってた。離れて。
そばに行く勇気が出なかった。
掛けてたタオルケットを半分掛けてくれようとするけど、
私がつっぱり続けてたら、あきれたようにそばに来てくれた。
これでいいんでしょって、まったくもうって言いそうな感じで。
ごめんなさいって思って、でもそばがあったかくて安心した。
タオルケットをふたりで掛けて、
そのうちやっぱり手をあっためてもらってた。
肩に頭を乗せては起きて、また乗せたら向こうが頭に頭を乗せてくれた。
安心する、すごく。
そのうち、ふっ、と抱き寄せてくれた。
ぎゅってしたくて抱きついてしまう。
すごくすごく安心する。隙間がなくなる。
でも変な体勢でくっついてたから、ちょっと大変だった。
「つらい?」って訊かれたから「ちょっと」って答えた。
ずるずると足の位置とか変えてみたりしてたら、
「横にならない?」って訊かれて、「いいよ」って。
私のほうが半分くらい下だったから、重くてあったかかった。
すごく強く、満たされてるって思った。
頬にキスしたり、されたり。
くびすじにキスされたら、うれしくてぞくぞくした。
向こうが寝ちゃったら、事故っぽくキスしてしまった。
気付いたら驚いてた。
嫌じゃないけどよくもないって、どういうことなんだろう。
「キスしたい?」って訊かれたから、「あなたは?」って訊き返す。
「俺が訊いてるんだけど」って返されたから、
「あなたがしたいなら、したい」って正直に答えた。
少し間が空いて、キスしてくれた。思い出すときゅうってなる。
そのときはあんなに冷静だったのにな。
「うわぁ」って口から出て、ぎゅって抱きついた。
うれしいんだよって伝えたかった。
足が寒いっていうから、足を絡めた。スカートだったけど。
私がスカートだったっていうことに気付いてなかったみたいで、
帰ろうとしたときに気付かれて謝られた。
「今さらだよ」って思って可笑しくなった。
時間が危なくて、駅まで走った。
私は走りづらくて、途中で片方靴を脱いで走った。
「靴履きなさい!」って怒られながら走った。
ぎりぎり間に合うか間に合わないかの電車には乗れたはず。
最終的に門限に間に合ったのかどうかは不明。

あっためあう、ってしあわせだ。すごくすごくしあわせだ。
でもそれはそばにいなくちゃできない。
離れたら、終わっちゃうのかな。
もうすぐ30分では会えなくなってしまう。

でも今日はすごくしあわせだったから、それでいい。
それをすごく大切にするんだ。
宝物にするんだ。

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